バジルの摘芯。

4/3(月)、バジルを摘芯しました。↓



摘芯(摘心)栽培(てきしんさいばい)とは


摘芯(摘心)栽培(てきしんさいばい)とは、

収穫量を増やすために脇芽を成長させて

逆三角形状に葉を広げていく栽培です。


一番の芯部分(幹)となっている部分を

切ってしまう(摘んでしまう)ことから

摘芯(てきしん)と呼ばれています。


摘芯(摘心)をしないと、

一番芯となる幹部分が伸びていき、

自然と脇芽が伸びてやはり逆三角形になっていきますが、

それでも幹部分に栄養がどんどん送りこまれていくので、

収穫できる葉の数は少なくなってしまいます。


また、摘芯(摘心)をしないとバジルの背の高さが

とても高くなってしまうので、高さを抑えるためにも

摘芯(摘心)をすることをオススメします。



摘芯(摘心)の方法


バジルの葉がある程度の数(8~10枚くらいの葉に成長)

になったら、一番の幹となっている先を切ってしまいます。

 

① バジルがある程度成長(8~10枚くらいの葉に成長)したら、

点線の位置で切りましょう。

根元から2つくらいの枝(葉だと4枚分)くらいを残し、

ハサミなどで切ります。

 

② 切り離した側は、そのまま料理をするか、

更に増殖させることができます。

切り残された元の幹は、そのままにしておいてOKです。


③ 切り残された元の幹ははそのまま成長すると、

脇から枝が伸びてきます。

そしてそのまま2本に分かれて成長していきます。


④ 2本共に大きく育ちますので、切ったことすら忘れてしまいます。

 

こうして先っぽを切っても、

実はすぐ下にある枝の部分から新しい葉が伸びてきます。

こうして先が二つに分かれて育っていくので、

単純に倍増したということになります。

もちろんこの先を再度分けてもいいです。

こうすることであまり高くならないように育てることができます。

そして切った先っぽの部分ですが、実はここからも増殖が可能なのです。




4/8(土)、バジルの摘芯後、根っ子が生えてきました。↓



6/17(土)、5/15(月)に摘芯した茎の大きくなり過ぎたバジルの葉っぱです。↓



The Harvester's Ownd

時が止まったような安曇野の空間で、植物たちを育てています。

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