イチゴの摘葉
摘葉はたいせつな作業です
イチゴの栽培で、もっとも大事な作業は摘葉です。
摘葉とは古くなった葉を取り除くことを言い、
これを行うことで、害虫と病気を防ぎ、丈夫な株を育てることができます。
摘葉はかんたんに思えますが、株が増えるととても大変な作業です。
1年中必要なので、イチゴはもっとも手のかかる野菜と言われています。
冬の摘葉
冬の場合、摘葉するのは縁が黒くなった葉です。見つけたら無条件で取り除きます。
写真の場合、手前に引っ張るのではなく、茎の生えている90度の方向です。
[摘葉する葉の見分け方]
●葉に縁取りがある→ 老化している
●45度以上倒れている→ 老化している
●葉の色が暗い、濃い→ 老化の可能性
●つやがない→ 老化の可能性
冬以外の摘葉
冬場はすべての葉が横に寝ていますが、冬以外の元気な葉は真上に育ちます。
その中で45度以上横に傾いている葉は老化していますので、むしり取って摘葉します。
このような葉は濃い緑色をしているのが特徴です。
若い葉の下にある古い葉を、見逃さないようにしましょう。
若い葉は明るい緑~黄緑色、古い葉は緑色~濃い緑色です。
写真中央部の濃い色の葉は、老化してる可能性が高いです。
もう一つの特徴は、元気な葉はてらてらとつやがあります。
つやがない葉は老化している可能性があります。
ただしひっぱっても葉が取れない場合は老化していません。
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